Tuesday, April 16
Shadow

ThinkPad的話題

私がIBM製のノート型PCについて知ることは実はあまり多くはない。ThinkPad単体についてある程度確実な批評を記せるのは比較的最近のものに限られる。しかし例えば、有名な701から筆を起こし、最近の600、s30、T30あたりを通覧するだけで、何がしか意味のある物語を見出せるのではないかと思う。私の興味を引くのは,時代の混沌の中に光る物語のかけらである。私はそこに、5576系鍵盤同様の、ある種の悲劇を見た。しかし最初の栄光が終わっても、ThinkPadの物語は世代を替えて続いている。